App Inventorで使える部品は大きく分けて2種類あります。1つはデザイナで使える画面部品です。もう1つは、ブロックエディタで使える部品です。
デザイナの画面部品はボタンやラベルに代表されるAndroid標準の画面部品を扱えます。また、デザイナの画面部品にはタイマーやセンサのような非表示の部品も画面部品として存在します。さらに、非表示の部品の中にはApp Inventor独自に作り込まれた部品も存在します。
ブロックエディタでは、イベントに直接関連するブロックだけでなく、変数や関数、制御構文を扱えます。それにより、一般的なプログラミング言語のようにロジックを組み立てられます。
App Inventorのデザイナで使用できる部品の分類
まず、デザイナで扱う画面部品の一覧を見ましょう。App Inventorで使用できる画面部品は以下のように分類されています。
表1 App Inventorのデザイナで使用できる画面部品の分類 | ||||||||||||||||||||
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これらの分類の中にある部品を知ることが表現の幅を広げることにつながります。
次に、ブロックエディタで使用できる部品を見ましょう。
タブ[Build-In]はApp Inventorで用意されている各種機能が入っています。タブ[My Blocks]にはデザイナで定義した画面部品とタブ[Build-In]を使って作成した関数や変数の操作に関する各種機能が入っています。
タブ[Build-In]の部品は、どのようなアプリを作っている場合でも必ず使用できる決まった部品です。それに対してタブ[My Blocks]には、デザイナなどで独自に定義したものに関する部品が入りますので決まった部品は存在しません。
ブロックエディタ[Build-In]に用意されている部品
ブロックエディタでは、プログラミング言語で用意されているものと同様の変数や関数、制御構造が用意されています。タブ[Build-In]にある分類と、その説明は以下の通りです。
表2 ブロックエディタ[Build-In]に用意されている部品の分類 | ||||||||||||||||
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タブ[Build-In]の分類は上記のような分類になっています。関心事に応じた分類になっており、初心者にも分かりやすい分類方法になっています。
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