2011年6月10日金曜日

Androidアプリも機種依存

 2011年のスマートフォン夏モデルで顕著なのが、「ワンセグ、赤外線、おサイフケータイ」といった全部入りの端末。グローバルプラットフォームのAndroidを搭載するスマートフォンは世界共通が基本と思われているが、日本のように独自のエッセンスを加える流れも加速している。さらに各社ごとのオリジナルUI(ユーザーインタフェース)の採用や、機種ごとの特殊なハードウエア、細かい仕様の違いなどにより、一見同じように見えるAndroid端末であっても、その中身が異なっているのは事実だ。

 機種依存というと定義が結構広いですが、ガラケー機能を積んだAndroid端末は日本国内でしか通用せず機種依存と言えると思います。GPSやフロントカメラ、G-Sensorのように機種によって積んでいるいないがあるハードウエア要素がありますので、それも機種依存と言えると思います。Android端末の場合、ハードウエア構成が機種ごとに確実に異なるので、ある機種では動くけどある機種では動かないということが平気でおきます。特定の機種でだけアンインストールができなくなるアプリというのも聞いたことがあります。PCの場合、ハードが異なるように見えますが、WintelとMacという規格でがっちり固められているので、ほとんど機種依存は起こしません。iOS(iPhone、iPad、iPod touch)端末の場合、Appleががっちり管理しているので、機種依存はほとんど起こりません。Androidの場合、ある意味野放し状態なので、機種依存は平気で起こすと考えたほうが妥当ではないかと考えます。

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