2011年5月27日金曜日

キーボード着脱式Androidタブレット「Eee Pad Transformer」フォトレビュー

 また、キーボードには、SDカードスロットとUSB 2.0×2というインターフェイスのほか、バッテリが内蔵されており、本体だけだと約9.5時間のバッテリ駆動時間が、約16時間に伸びる。このUSBについては、正確な対応機器リストはないが、同社担当者によると、マウスなどPCと同じ感覚で普通に使えるという。

 試用機のキーボードは日本語配列で、PCのように半角/全角キーや変換キーなどもあるが、これらがどのように機能するかは今回試せなかった。通常ファンクションキーがあるところは、ブラウザやメディア操作のホットキー、戻るキーなどがあり、ホームボタンも最下段にある。

 写真からわかる通り、タッチパッドもある。タッチパッドをなぞると「×」印のマウスカーソルが表示され、PCのようにアイコンなどをクリックできる。試用機では、右クリックは戻る機能が割り当てられていた。

 キーボードと組み合わせて持った感じは、ややずっしり来る。公称重量は約1.3kgで、手元で計ってもぴったり1,300gだった。内部密度が高いせいか、人によっては数値以上に重く感じるが、この重さは、一般的なモバイルノートよりも軽い。

 本体サイズは271×185×28mm(幅×奥行き×高さ)で、女性のカバンにも入るサイズに収まっている。

 タブレット単体では、サイズが271×177×12mm(同)、重量が約680gと、文字通り半分程度の薄さ、軽さになる。奥行きが縮むのは、ヒンジ部分が出っ張っているからだ。

 さきに、タブレットの見た目はほかの製品と大差ないと書いたが、それは正面からみた場合で、裏面は茶色く、鱗のようなテクスチャがあり、ワニ皮のような見た目と触り心地になっている。落ち着いた雰囲気で、高級感があるが、ここだけ見ると、女性の方がウケが良いかもしれない。

 重量はOptimus Pad(620g)とXOOM(700g)の中間ぐらい。やはりこれくらいの重量だと、ずっと把持していると、手首や腕が疲れる。ただ、当然ながらノートPCスタイルで使う時は、この重量が気になることはない。

 液晶パネルはIPSを採用しているため、視野角が広く、傾けても見やすいが、光沢があるので、蛍光灯などの反射はある。

 主な仕様は、CPUがNVIDIA Tegra 2(1GHz)、メモリ1GB、eMMC約32GB、1,280×800ドット表示/10点マルチタッチ対応10.1型IPS液晶を搭載。インターフェイスは、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、120万画素前面カメラ、500万画素背面カメラ、Mini HDMI出力、GPS、電子コンパス、光センサ、加速度センサ、ジャイロスコープなどを装備する。

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