米Googleは4月27日(現地時間)、オンラインオフィススイート「Google Docs」のAndroid版アプリをリリースしたと発表した。これまでもWebブラウザ経由でGoogle Docsのファイルの閲覧・編集が可能だったが、アプリは初めてのリリースになる。
アプリのトップページからは、すべてのドキュメントのほか、スター付きのファイルのみ、スプレッドシートのみなどでフィルタリングしてファイルリストを表示できる。ファイルを開いたページの右上にある「編集」ボタンをタップすると、テキストの入力・削除が可能になる。
ファイルリスト画面では、各ファイルのファイル名を変更したりスターを付けたり、共有を設定できる。端末で新規にドキュメントを作成してアップロードすることもできる。また、Gmailの添付ファイルをこのアプリで表示できる。
さらに、端末で撮影した写真をOCR機能で変換し、ドキュメントとしてアップロードする機能が搭載されている。トップページ右上の新規ドキュメント作成アイコンをタップすると「Document from photo」という選択肢が表示され、これをタップすると起動するカメラで文字を撮影すると、結果がドキュメントとしてアップロードされる。変換が可能なのは印刷された英語のアルファベットのみで、手書きや一部のフォントは認識できない。
公開されたのは英語版のみだが、日本のAndroid Marketからもダウンロードできる。対応OSはAndroid 2.1以上。iPhone版はまだない。
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